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ユーロ下落の予想 

ロンドン 6日 ロイター] ロイターの調査によると、ユーロの対ドル相場は今回の上昇局面において、すでにピークを付けたとの見方が多い。この先、原油価格の下落とユーロ圏経済成長の停滞を背景に緩やかに下落する見通しという。

 ストラテジスト61人を対象に4─6日に実施した調査によると、ユーロは今後3カ月間、1.54ドル付近にとどまり、半年後に1.50ドル、1年後に1.44ドルに下落すると予想されている。

 ドレスナー・クラインオートのミヒャエル・クラビッター氏は「ユーロがピークを付けたのは明瞭だが、すぐに急落するとの見方は恐らく行き過ぎだろう」と述べた。

 同氏はユーロは3カ月後に1.53ドル、1年後に1.35ドルになると予想した。

今週の日経ヴェリタスでも、バンク・オブ・アメリカのロバート・シンチ氏の記事が掲載されています。
ユーロは非常に高い水準にあり、ドルや円に比べて潜在的な弱さが大きい。資本流入が消滅した以上、2010年前半にかけて1ユーロ=1.4ドル以下に下落するだろう。

以前からユーロは高値圏と言われていますが、ビッグマック指数の「Euro Area」を見ると、ユーロの対ドル相場は50%の過大評価となっています。
購買力平価で言うと1ユーロ=1.06ドルが適当ということになります。

いずれユーロは調整されるでしょうけど、米国の立ち直りが前提でしょうね。


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[ 2008/08/08 ] 外貨投資 | trackback(0) | comment(0)

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